分析機器を中心とした理化学設備機械器具の移転工事を担当しています。
一つのプロジェクトでは、まず、お客さまとの移転日程の調整。研究者であるお客さまが、研究室や機器を使用される期間などをお聞きし、日程を細かく調整していきます。次に運搬業者との打ち合わせ。そして、実際の移転日に近付けば、機器のシャットダウンや点検なども行います。機器の運搬の際には、お客さまとレイアウトを相談し、最終的に機器の再立ち上げまで担当。
当社の仕事は、北は北海道から南は沖縄まで全国各地で発生しますので、自然と長期の出張も多くなります。全国を飛び回れる変化の多い仕事だと言えますね。
「理工学設備」と聞くと、「理系出身者じゃないと難しいのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、当社は異業種からの転職も多く、私自身も経済学科出身。全くの畑違いと言っていいかもしれませんね(笑)。そんな私が入社するに至ったのは、「入社してから学べることがたくさんあるから!」。
実際、文系出身の私には、本当に初めて見るものばかり。毎日が新鮮で、改めて“学ぶ喜び”を知りました。それに先輩方は、自身がこれまで一生懸命勉強してきたことを惜しみなく私たち後輩に伝えてくれるんです。当社の社内には勉強用の機器も用意されていて、それを使った「勉強会」も開いてくれます。もちろん仕事ですから大変なこともありますが、こういった先輩たちのフォローや学べる環境のおかげで、日々成長を実感できていますね。
この仕事のやりがいは、月並みかもしれませんが、お客さまからの「ありがとう」の言葉。図面での打ち合わせから始まり、それが実際に形となったときの達成感、そしてお客さまが喜んでくれたときのこの言葉は、何物にも代えがたい私の宝物です。「誰かのために…」それは、一生の仕事を選ぶ上で大切な選択肢の一つではないでしょうか。
当社は、「やってみたい!」という想いがあれば、いろいろなことを与えてくれる環境だと思います。ぜひ皆さんのその想いをナイカイという舞台で活かしてみて下さい!